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BCPとはBusiness Continuity Planの略で、“事業継続計画”と訳されます。なぜ今このBCPが注目されているかご存知でしょうか?
船井総研 保険チーム 粂 晴揮
みなさんこんにちは。
船井総合研究所 保険チームの粂 晴揮です。
今回から4回にわたり、
『保険代理店とBCP』というテーマで
お届けさせていただきます。
今、BCPが非常に注目を集めているのはご存じでしょうか。
BCPとはBusiness Continuity Planの略で、
日本語では“事業継続計画”と訳されます。
長期的な事業の計画を立て、
災害や何らかの障害が生じたときに経営のリスクを担保し、
企業の信用向上、業績向上の役割を持ちます。
今回は、「なぜ今このBCPが注目されているのか」について
お話しさせていただきます。
BCPが今注目を集めている一番の要因といえるのは
「新型コロナウイルス感染症の影響の長期化」です。
新型コロナウイルスの影響は、特定の業種の企業のみでなく、
ほぼすべての企業に大きな影響を与えました。
その影響は業績のみでなく、企業の業務体制にも
大きな影響と変化をもたらしています。
2020年9月現在も未だ収束の見込みは立っていません。
発生後すぐに復旧が進められる自然災害と比べ、
長期的かつ永続的な対応が必要です。
その結果、BCPの策定が注目されているのです。
BCPが注目を集めている理由はこれだけではありません。
わが国では残念ながら自然災害が一度も起こらない年はありません。
毎年、日本のどこかで災害発生し、
その対応に追われる企業が存在しています。
近年では、豪雨、台風、の被害も深刻化しており、
令和2年7月豪雨も記憶に新しいことでしょう。
感染症・自然災害を避けることはできません。
今後も発生するであろう災害に備えるために
BCPの策定が今注目を集めています。
BCPを策定していれば経営リスクに備えることができます。
災害が起きたときにどのような行動をするべきなのか
定めておくことでスムーズな行動が可能になり、
信用向上に繋がります。
しかし、中小企業では、どのようなリスクにどう備えるのか
わかっていないままの状態になっており、
BCPを作成されていない・作成をすることができないのが現状です。
リスクに対する知識が浅い経営者をサポートし、
BCPを作り上げる知識を持つ専門家のニーズが今非常に高まっています。
今回はなぜBCPが注目を集めているのかというテーマで
お話しさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も『保険代理店とBCP』という内容でpart2をお送りさせていただきます。
ぜひご期待ください!
以上
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