まず、能力・スキルを細かく見える化するというのは、
「入社〇ヶ月までに、△△△の業務についてこなせるようになる。」
というものの一覧、スキルマップを作るということです。
 
このスキルマップは成長度合いを測る基準としても使い、
習得したスキルからひとつひとつ潰していきます。
入社後、このスキルマップを配布し、
「何月までにこのカテゴリーのスキルは習得しましょう」
といった形でスキルアップを目指してもらい、
週1回程度はその進捗を確認します。
 
ポイントは、全業務の棚卸と、
それを一人前になるまでの最短ルート、必要なスキルの優先順位をつけるということです。
 
どのタイミングで、何の業務を覚えればいいのか、何のスキルを磨けばいいのか。
入社後分かっていれば、注力すべき業務に時間を大きく割けますし、
育成担当の人も、何をまず教えればいいのか整理することができます。
 
また、大切なのが、定期的に育成担当がその進捗をチェックする
面談を設けることです。
ただ「これをやっておいてね」では、成長にはつながりません。
まず基本を身に着ける段階では、育成担当のフォロー体制が肝となっていきます。
 
 
以上、➁能力・スキルを細かく見える化(スキルマップ)についてお話させていただきました。