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今回は前回に続き、「保険代理店船井流‶1番化″体制構築」というテーマでお話しさせていただきます!
船井総研 保険チーム
今回は前回に続き、
「保険代理店船井流‶1番化″体制構築」というテーマでお話しさせていただきます!
前回は「力相応一番化戦略」で業績アップステージを紹介しましたので
今回は保険代理店で「一番」になるための
船井流保険代理店即時業績向上法をご紹介します。
船井流の業績アップステージは5つあると前回ご紹介させていただきました。
その中で即時業績アップのために取り組むステージは「ステージ1 一番化」です。
要するに、
1番になれる種目・商品の契約件数を自社商圏×メインターゲットで1番化します。
これが一番大事なことです。
ビジネスモデルとは、まず、誰に・何を・どのように売るのかという発想になるわけです。
まず「誰に」、いわゆる自社商圏のエリアを決め、
その中でもどのような客層に絞るのかということです。
例えば個人の場合、男性か女性か、20代・30代など。
法人の場合、業種・業態等で絞ります。
次に「何を」という点で絞る必要があります。
例えば、医療保険やがん保険等に特化します。
このような種目や商品に特化し、一番を取りやすくなります。
船井総研では一番の定義が定められています。
それは「シェア」で決められています。
シェアの考え方としては、
保険会社様の支社・支店区分で商圏・エリアを設定し保険会社様から出される商品別および種目別ランキングと、
マーケットデータ・マーケットサイズから自店および競合店のマーケットシェアを算出します。
計算式は下記でございます:
シェア(%)=ANP÷商圏人口÷マーケットサイズ
シェアは26%を取りにいくのは船井総研一番化の考え方です。
まず何かの領域、何かのエリアでトップシェア26%を取りましょう!
1回目のコラムで、「船井流差別化8要素」を紹介しました。
①立地
②規模
③認知度
④商品力
⑤販促力
⑥営業力
⑦価格
⑧固定客化力
この8要素について、
上から優先度が高い順で並んでいます。
特に即時業績アップという視点に立った時、取り組むべき要素は
④商品力、⑤販促力(店舗・集客)、⑥営業力と⑧固定客化力です。
なぜかというと、①~③は3ヶ月以内にすぐ変えることはできません。
さらに➆は基本的には保険業界は変えられないということだからです。
4要素について優先度順に強化、
かつ即時に実践できる取り組み事項を実行して、即時業績アップを実現できます。
次回は、即時業績アップで取り組む戦略と具体的な事例について詳しくお伝えさせていただきます。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
・成長企業は販促に力を入れる(4)~既契約者マーケットを大事に~
・あらためて自社の強みを明確に、そしてそれを伸ばす! Part1
・保険代理店は1番を目指そう!船井流「1番化」体制構築 Part3
・ピンチをチャンスに~コロナ禍でも生き残る保険代理店に必要なこと~