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評価賃金制度の目的は、ただ賃金を決定することのみではありません。生産性向上や企業の目標達成・業績向上を実現するためのものです。
船井総研 保険チーム 谷 光紀
皆様
いつもメルマガをお読みいただき誠にありがとうございます。
船井総研保険チームの谷です。
前回に続き保険代理店における評価賃金制度についてお話しいたします。
前回は中小規模の保険代理店の経営における
評価賃金制度の位置づけについてお話しいたしました。
その中で企業と従業員のそれぞれが
評価制度整備の目的について共有認識を持つことが必要であると
お伝えしました。
今回は「そもそも評価賃金制度とは何なのか」というところに
立ち返りお話しします。
評価賃金制度とは、人事評価制度とも呼ばれますが、
育成計画に基づき社員のパフォーマンスを評価することで
生産性向上や企業の目標達成・業績向上を実現するためのものです。
設定の目的は賃金を決定することのみではなく、
会社としての考え方や行動指針(いわゆる“MVV”)を共有・実践するための
土台を構築することにもあります。
企業が将来「どうありたいか」「なにを誰に提供したいか」
などといったことを明確に定義し、その実現に必要な各種KPIを
社員一人一人の行動目標・育成計画に落とし込むことで
社員一人一人が「自分が働く事で〇〇を生み出している」
「企業の成長に貢献できている」といったような感覚を持って
働いていただくことを可能にします。
また、どれくらいの結果を出せばどれくらいの給与になるのかを
明示することも可能になり、公平な評価を行うことが可能になるのです。
従業員一人一人が自分の働きに意味を見いだしながら、
どれくらい働けば昇給できるかということを企業として明示することが
従業員のパフォーマンスを向上させるひとつの要因になります。
続きは次回お伝えいたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
以上
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