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まず始めに、皆さまの会社では採用が上手くいっていますでしょうか。必要なタイミングで必要な人材を確保することは容易ではないと感じられている方が多いのではないでしょうか。・・・
船井総研 保険チーム 谷 光紀
皆さん、こんにちは。
船井総研保険チームの谷光紀です。
今回は「保険代理店における採用改革」というテーマでお話しします。
まず始めに、皆さまの会社では採用が上手くいっていますでしょうか。
必要なタイミングで必要な人材を確保することは容易ではないと感じられている方が
多いのではないでしょうか。
様々な媒体や地域のハローワークなどに求人を出してはいるものの、応募はあっても
希望するレベルの人材が来なかったり、そもそも応募がなかったりといった
経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そんなときにまず行って頂きたいことが二点あります。
一点目は、必要としている人材の再定義です。
つまり、年齢、経歴やスキルを始めして、自社文化にマッチした価値志向を持つかどうか
などといったことを見直していただきたいのです。
そうすることで自社のニーズを求人へ明確に反映することができ、より狭い層(つまり
自社のニーズによりマッチした人材)に対してピンポイントで訴求することが可能になります。
二点目は、自社の事業計画に対して適切な採用計画であるかどうかの再確認です。
採用計画と事業計画とは、車でいう「両輪」なので、片方だけに注力すればよいものではありません。
例えば、新たな人材を採用するうえでは、これまで以上に案件数が必要となりますし、
売上ベースで「来期の数字を〇%伸ばすために△△しなければならず、そのためには
〇〇な人材が△名必要で…」といった具合に逆算して採用計画に落とし込む必要があるのです。
続いて、求人原稿・内容を求職者にとってより魅力的な内容にする必要があります。
ここでもポイントが二点あります。
まずは求職者のニーズを知る事。
一概に求職者といっても、年齢層や性別などといったセグメントによって仕事選びの基準が
大きく異なります。今回は割愛致しますが、例えばどういった人が保険代理店で働きたいと思うのか、
ということを考えてみることか始めてみてはいかがでしょうか。
その上で、求職者について様々なデータが公表されているので、そういった「事実」に基づいた
求人策定が必要になってきているのです。
そして、もう一点です。
実はこれがなにより大切なのですが、自社を売り込むポイントを明確化しなければなりません。
なぜなら、求職者の目線からして、仮に「保険代理店で働きたい」というニーズがあったとしても、
「どの代理店でどういった働き方が出来るのか」ということは中々伝わりません。
しっかりと自社訴求を出来ている代理店は実はまだまだ少ないのです!
そして自社の訴求内容を考える上で不可欠なのが、「経営理念」です。
自社らしさを最もシンプルかつ的確に伝えることのできる経営理念はもちろん
事業計画の根付くところでもあるわけです。
つまり、事業計画も採用計画も経営理念に基づいたものであるべきであり、
「私たちの代理店だからこそ提供できる価値」を考えることが採用計画の第一歩
だということになります。
もし今人材採用に課題を抱えておられるのであれば、小手先の給与改定や福利厚生の充実などに
終始するのではなく、より本質的に「自社らしさ」を「自社が必要とする層に対してどう打ち出すか」
ということを見直す必要があります!
その上で、どういった媒体でどのくらいの費用を投資するかという、より採用戦術面での
見直しを行っていくことが重要になってくるのです。
皆さまは今どういった媒体が有力なのかご存知でしょうか。
この続きはまた次回以降お伝えいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上
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