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オンライン化・デジタル化への適応について、前回の続きで「営業のオンライン化・デジタル化」のお話です。
船井総研 保険チーム
いつもお読みいただき誠にありがとうございます。
前回の続きで、アフターコロナに向けて、
取り組んでいただきたい内容を大きく
1.オンライン化・デジタル化への適応
2.顧客管理・既契約フォロー体制の充実化
3.新しい販路の整備
とわけてお伝えしている、
「1.オンライン化・デジタル化への適応」の続きです。
(2)営業のオンライン化・デジタル化
オンライン商談は皆様進められているところが多いと思います。
どこのテレビ会議ツールを使うのかは皆様まちまちかと思いますが、
実践された方も少なくはないでしょう。
もしまだ実践されていない方がいらっしゃれば、
ぜひ既契約で気心の知れた方への追加提案等で、
社長自ら試してみてください。
デジタル化は、トップダウンでないと「やりきれない」と良く聞きます。
実際に保険代理店もそのように思います。
実際にトップがテレビ会議に慣れていないと、
従業員様にオンライン商談の提案を行うこと、
やりきらせることは難しいでしょう。
なので、ぜひまず一度もオンライン商談をされたことのない社長は、
ぜひ実践してみてください。
やり始めると色々と課題がでてきます。
資料はどうやってみせる?
クロージングはどうする?
お客様の周りがうるさくて集中できない?
商談時間はリアルと同じでいいの?
接続に時間がかかってしまう、どうすれば?
など、色々とあると思います。
最も大切なことは、まず始めること。
次に大切なことは、
「会社内で成功事例や失敗事例を共有すること」です。
そして自社オリジナルの「ルール」をつくっていく、
「オンライン商談」を自社で「バージョンアップ」させていくことです。
結局初めてやることはみんな同じです。
優れている会社は、
始めるまでのスピードが早いのと、
そこからの改善の頻度とスピードが早いだけです。
もちろん先に始めている方や、
コンサルタントに、ポイントを聞いてみるのもよいです。
しかしまず始めてみないことには何もわからないので、
ぜひ実践していきましょう!
あと、営業のデジタル化はオンライン商談だけではありません。
顧客データのクラウド管理です。
顧客データは何も属性データだけではありません。
既契約者様への追加提案に繋がるような、
個別データはすべてきちんと綺麗に整理しておく必要があります。
そして、ゆくゆくはお客様の「行動データ」がとれるようになると、
マーケティングをデジタル化できるようになってきます。
いわゆるマーケティングオートメーションという領域ですが、
保険代理店業界でもゆくゆくはこういった領域で差がついてくると思いますので、
まずはデータをしっかりと整理する、一元管理することから始めていきましょう。
この辺りは、2.顧客管理・既契約フォロー体制の充実化
で詳しく話をしようと思いますが、
アフターコロナと言わず、これからの時代を生き抜くために、
「中長期的に」とても重要な視点です。
そして「保険代理業」というビジネスの根幹にも関わるような大事な取り組みです。
続きは次回お伝えいたします。
お読みいただき誠にありがとうございました。
以上
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