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『業界の現状分析から業界の未来を生き抜く正しい戦略を描く』
~保険代理店・FP事務所 実践経営レポート~
船井総研 保険チーム
皆様、こんにちは。
前回の続きをお送りします。
まずは、モデルをつくることが大切。
つくった後は新勢力にメンバーを追加していく。
そこにトップは一番時間を使うべきです。
採用するメンバーには、トップやモデル社員が、積極的に研修を行いましょう。
これから会社が目指している姿、考え方、働き方、
この会社にいればどのように成長できるか、幸せになれるか、
どんな夢を見させてくれるか。
新勢力を増やしていくと同時に2:6:2の6が正しい方についてきます。
ベースの考え方として大切なのは、
まず1人社長の味方・新勢力の武将をつくる必要があるということです。
結局2:6:2の2と2は多数決でなびくので、
まずは一人から、徐々に数を増やしていきましょう。
これから人を増やしていく場合は、
まずは武将をつくるために、素直で前向きな人を採用し、
仕事を任せるのではなく、接触頻度を高めましょう。
仕事を任せるのは、後でいいはずです。
社長が楽になるのは、もう少し後でいいはずです。
まずはモデル社員を一人、たっぷり時間を割いて、
意地でもつくりましょう。
コンサルティングをしていて、
組織の話になったとき、
持続的成長に必要な正しさが社長だけなのか、
それ以外にもう一人いるのかでは全くスピードと安心感が変わってきます。
最後に、目的とポイントをあらためてまとめておきます。
今回のコラムの目的は、1つです。
「持続的成長可能な保険代理店をつくるために」です。
上げたい数字は下記2つです。
(1)従業員一人当たり生産性
(2)従業員定着率
ポイントは、下記の3つです。
(1)トップの時間配分
(2)モデル社員をどうつくるか
(3)どのように伸びる組織風土をつくるか
あと、最後に一番大切な根本的な考え方を記しておきます。
私はあらゆる「人」の問題は、
本質的には「トップの従業員への『愛情』」で決まると思っています。
これを持っている会社で、業績が伸びない会社はとても少ないです。
何を伝えるにしても、「目的」や「理由」が大切であり、
従業員が頑張る「目的」を与えられる経営者が、
持続的成長可能な保険代理店をつくれるのだろうと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
以上
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