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レポート・コラム

vol.102 次世代保険代理店経営者に必要な2つのチカラ part1

vol.102 次世代保険代理店経営者に必要な2つのチカラ part1

保険FPコンサルティングレポート vol.102

『業界の現状分析から業界の未来を生き抜く正しい戦略を描く』

~保険代理店・FP事務所 実践経営レポート~

船井総研 保険チーム

保険FPコンサルティングレポート vol.102

皆さん、こんにちは。
船井総研保険チームの楊肸蕊です。初めましての方も多いかと思います。
最初に自己紹介をさせてください。

私は、中国の江西省の出身です。
上海の同済大学を卒業し、来日し京都大学の大学院を卒業し、船井総研に新卒で入社しました。
お陰様で、今まで多くの保険会社様の幹部の方や、保険代理店経営者様とお会いさせていただき、微力ながらコンサルタントとしてお手伝いさせていただく機会をいただいております。

保険代理店の生産性向上のため、ITを積極的に活用したデジタル化のコンサルティングを注力しています。
経営コンサルタントのビジョンは、日本企業に対してより良い未来を提案し、その実現を全力でサポートしていくことです。

日々経営コンサルタントとしてお手伝いさせていただくなかで、感じたことをコラムにさせていただきました。
拙い日本語で、少々読みづらい部分があるかもしれませんが、お許しいただければと思います。

今回は、「次世代保険代理店経営者に必要な2つの力」というテーマで、コラムをお届けいたします。

まず、
結論から申し上げますと、
「時流をキャッチする能力」
「「想い」をカタチにする行動力」

1.「時流をキャッチする能力」

最初にあなたは、正しいということを実感していただきたいです。

あなたは正しいです。自分が一番です。
自分の会社が一番で、社長である皆さんそれぞれ正しいという認識を持っていただきたいです。
他の人と比較する必要はありません。

突然何を言い出すかと思われるかもしれませんが、発展著しい中国や常に最先端を走っているアメリカ・ヨーロッパ等を見に行かれると、「日本はもうだめだ~」と悲観的になったり、保険業界の諸問題を受けて、保険業界はもうだめだ~とネガティブになったり、経営者の会合等で他社の経営者とコミュニケーションをとる中で、「俺は・・、私は・・」と感じられる方が多いです。

「どのような会社になりたいですか」という話の中で、
「オンリーワンの会社になりたい」を回答する方が多いと思います。
そういう方に限って、周りと比較する傾向があります。

オンリーワンの会社になりたいのであれば、
結局周りと比較したり、他の人から焚き付けられたり、
そういうことがあることで、自分のスタンス、心からやりたいこと・大事なことを失っている部分があるのではないでしょうか?

沢山の経営者を見てきまして、会社というのは千差万別です。
そのため、自分がやっている会社は一番正しいという認識を持っていただきたいのです。

さて、最近「ビックリした!」という経験がございますでしょうか。
「すごいな!」とか、「そんなこともあるの!?」というビックリ経験がございますでしょうか。

実は、このような「ビックリ現象」が大事です。
「ビックリ」すると、ワクワクや、怒りや悲しみなど、いろんな感情が出てきます。
この感情が出ることが、経営者に対して大事であると感じています。

何故かと言うと、今まで自分が経験していないこととか、もしくは自分の知識にないことが入ってくるから、ビックリするわけです。
この感情は、知らなかったことだったり、新しいことに対して出てくる感情なので、結果的に自身の成長につながります。そして、ビックリ現象というのは、最先端情報ということでもあり、「時流」の走りともいえます。

業績を上げる方法の1つは、「時流適応」です。

「時流」とは、お客様ニーズの変化です。

時流に適応しないと、業績は上がりません。

企業を経営していくうえで、お客様ニーズの変化に適応できるかどうかが非常に大切な要素です。
むしろそれに適応できれば、会社は一生潰れないともいえます。よっぽどのことがない限り。
時流に適応しようと思うと、時流をキャッチする能力が必要です。
そのため、常に「ビックリ現象」を感じないといけないということになります。
経営者として、「ビックリ現象」を感じる感受性というものを豊かにしてほしいと思っています。

経営者として、「かわいい!」でもいいし、「かっこいい!」でもいいです。
何かしらの感情を持つことを大事にしてほしくて、
なぜ自分がそのような感情になったのかということを分析して、
それを自社に落とし込んでいくことが非常に大事です。

保険代理店という業界の中で、次はどういうような業態が当たるのか?
結論から申し上げますと、「個性がある専門店」という業態が出てきます。

未来を予測することは実は簡単で、
努力で誰でも未来を予測できるようになります

未来を予測するための努力の方法は、
歴史を学ぶことです。

この15年間、保険代理店という業界を席巻してきたのは、総合型の保険ショップです。
代表としては、「ほけんの窓口」、「保険クリニック」等にあたります

全国生命保険協会のデータを拝見していると、ショップという業態はまだ伸びていますが、2018年から成長スピードが落ちていて、陰りが見えてきています。

そのため、次に出てくる業態は、「個性がある専門店」であると予測しています。

その根拠は、先行している業種の業態変遷を参考にすると見えてきます。

例えば、法律事務所。
大手の法律事務所は総合型ですが、地元の法律事務所は、分野を絞って、一分野の専門型です。
例えば、「交通事故補償の専門」や、「離婚専門」等がそれにあたります。

他には、中古車販売店やリフォーム会社もそうです。

これは、あくまで予測ですので、当たるかどうかが分からないですが、
皆さんは未来を予測しにいってほしいのです。

未来を予測するために、やらないといけないことは
①「ビックリ現象」を押さえ続けること
⇒ まず、新しい時流を発見し続けます。

②過去の研究
⇒ 過去の研究をしていただいて、未来を予測していると、未来への不安がなくなるかもしれません。

「保険業界はこれからどうなるのか?」、「保険代理店の中で何をやったらいいの?」とか、不安があるかもしれませんが、自分の中でポイントを押さえながら、努力をしていれば、恐らく会社を潰れることはないかと思っています。

次回は、「想い」をカタチにする行動力について、お話しさせていただきます。

以上

 

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