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『業界の現状分析から業界の未来を生き抜く正しい戦略を描く』
~保険代理店・FP事務所 実践経営レポート~
船井総研 保険チーム
皆さん、こんにちは。
本日から「保険代理店の業績と組織活性化」というテーマで、
計4回コラムをお届けいたします。
今回のコラムの目的は、1つです。
「持続的成長可能な保険代理店をつくるために」です。
上げたい数字は下記2つです。
(1)従業員一人当たり生産性
(2)従業員定着率
ポイントは、下記の3つです。
(1)トップの時間配分
(2)モデル社員をどうつくるか
(3)どのように伸びる組織風土をつくるか
さて、本文に入ります。
最近、保険代理店様の経営コンサルティングを行っていると、
「人」の話になりがちです。
「人」というのは従業員です。
今までも多かったですが、最近とても増えているように思います。
原因は、人材不足と働き方改革の2つかなと思います。
中小企業は大きな潮流に適応していく必要があるので、
社内で出る「人」の問題を放っておいてもいけません。
経営コンサルタントとして、ベースの考えは、
「業績がすべてを潤す」なので、業績をあげることの方が大事です。
保険代理店において業績を左右する数字は、
見込み客数(集客指標)と契約率(営業指標)です。
特に、営業に見込み客獲得行動を任せている保険代理店様は、
この業績を左右する2つの数字が、
ダイレクトに営業(従業員)依存になってしまいます。
会社が集客している代理店様でも、
営業の活性レベルと定着率は、最後の指標を左右するので、
死活問題ですね。
ということは、「人」の問題は保険代理店の業績を左右する、
とても大事なことであるのは言うまでもありません。
「人」の問題と一口にいえど、
いくつかに因数分解できると思います。
(1)ある従業員一人の問題
(2)従業員相互の問題
(3)従業員と社長の問題
年商5000万円までは①が、
年商1億円前後は、②と③が問題として多いように思います。
これら「人」の課題解決を行うにあたり、
(1)~(3)すべてに共通して、ベースに考えておく必要があることは、
トップで99.9%決まるということです。
当たり前なのですが、そもそもその従業員を採用したのも社長で、
その人間の育成失敗も基本的には社長の責任です。
ベースはここに置いた上で、
とはいえ今からできることを考えていく必要があります。
続きは次回お伝えいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上
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