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2019年5月1日(水)~5月4日(土)の4日間、「驚きのグレートカンパニー視察セミナー」と題して深圳の最先端企業を巡る、視察ツアーを実施しました。
多くの経営者の方にご参加いただき、大変好評だったため視察先での学びの一部をレポートにしました。
世界最先端のモデル企業の取り組みから世界の時流を感じ、自社変革のヒントにご活用ください。
船井総合研究所
インシュアランス室
<レポートのアジェンダ>
・中国のシリコンバレー深圳について
・企業レポート① アリババの経営戦略
・企業レポート② テンセントの経営戦略
・企業レポート③ 中国平安
・企業レポート④ MUJI HOTEL
・企業レポート⑤ DJI
・企業レポート⑥ SVV
・企業レポート⑦ マローンテクノロジーズ
・企業レポート⑧ SMV
・深圳発!おもしろ業態の紹介
<深圳について>
小さな漁村に過ぎなかった深圳は、1979年に輸出特区に、80年に経済特区に指定されると、電気製品の加工拠点として栄え、瞬く間に「メイド・イン・チャイナ」を代表する地域に成長した。
こうして深圳は、長らく世界の「下請け工場」の役割を担ってきたが、今では単なる下請けという構図から脱却し、独自のエコシステムから新産業において世界をリードする企業の発信基地に変貌を遂げている。
深圳は、シリコンバレーのエコシステムの弱点である、ものづくりのためのサプライチェーンを補完するかたちで「ハードウェアのシリコンバレー」とも呼ばれるが、下請けと共存するコピーキャット(模倣犯)がこのサプライチェーンと結びつくことで、新産業において驚異的なスピードで様々な製品が生み出しているのである。
いま中国は徹底的な模倣から脱却し、「新しい価値の創造」に国を挙げて取り組んでいる。
すでに中国世界一企業がいくつか登場し、今後ますます最先端ビジネスを牽引する企業の出現が予想される。
そんな中国発のイノベーションの発信基地が、ここ深圳なのです。