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『業界の現状分析から業界の未来を生き抜く正しい戦略を描く』
~保険代理店・FP事務所 実践経営レポート~
船井総研 保険チーム 岩邊 久幸
こんにちは。船井総合研究所の岩邊です。
前回の続きをお送りします。
私も、週末等時間があると、
ショッピングセンターへ買い物に行きながら、保険ショップ等を覗き、
商談を受けます。
保険業界のコンサルティングをする際は、
保険会社の営業や保険代理店の営業に足を運んでもらい、
プレゼンテーションをしてもらったことも多々ありました。
そこでいくつか感じたことがあります。
・取り扱っている保険会社の数以外に、差別化ポイントがない。
・個人の商談・プレゼンテーションスキルに依存している
・どこの保険代理店に行っても、もらえる資料は保険会社の商品パンフレットだけ
・分かりやすい説明ツールがないし、口頭で話しながらのメモはもらえないので、
結局何を説明されているのか頭に残らない
・質問したいが、何を質問してよいか分からないし、
「知識がないと思われたくない」ので、質問もしづらい
ということです。
複数社回って、上記のような状況でしたので、
結局はどこから買っても同じだなぁと思ってしまったわけです。
皆様にとっては、釈迦に説法ですが、
保険という商品は、価格競争をすることができません。
よって、保険代理店として地域一番になっていこうと思うと、
「地力のサービス力」が会社として身につけていかなければ、
自社を選んでもらいづらくなる・・ということになります。
こういうことを言うと、営業に自信のある社長は、
「私が一番営業力あるし、得意だから、私の人間力で勝負していこう!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに社長の営業力・人間力は社内で一番かと思いますが、
これでは限界があります。
会社としてのパワーというのは、社員数に比例します。
営業力100の社長1人の会社と、営業力60の社員が2人の会社とでは、
会社としての収入保険料は、後者の会社の方が多くなります。
つまり、社長の想いを代弁し、社長の技術を継承する社員を
たくさん作っていきましょう!ということです。
確かに、社員育成は難しいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
自分が地域に対して、世の中に対して提供したいサービスを
複数人で提供していくことで、さらに範囲が広がります。
ワクワクしませんか?
そのためには、仕組化が必要なわけです。
その仕組を構築していく中で、ツールというものが必要になってきます。
続きは次回お伝えいたします。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
以上
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