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『業界の現状分析から業界の未来を生き抜く正しい戦略を描く』
~保険代理店・FP事務所 実践経営レポート~
船井総研 保険チーム 岩邊 久幸
こんにちは。
船井総研保険チームです。
今週から3回、「独立創業オーナーがハマりやすい落とし穴」というテーマでお話しさせていただきたいと思います。
私自身、以前にもお話しさせていただいた通り、保険業界だけでなく、
異業種の経営にも多く携わらせていただいてきました。
伸びている企業、大手が入ってきても、勝ち残っている企業には、
業種に関係なく、共通の「ルール」が存在しています。
例えば、
・理念・ビジョンの明文化
・一点突破全面展開
・シェアで圧倒的地域一番化
・ドミナント出店
・後にも、先にも商品・サービスの磨きこみ
・集客のシステム化
・営業のシステム化
・紹介のシステム化
・強者は、圧倒的な低価格、弱者は値上げ
・公明正大な人事評価制度
・役割の明確化
等々、
他にも上げれば、キリがないくらいあります。
もっといえば、こうやって文章で見ると、1万円分くらい本屋でビジネス書を買ったら、全て事足りてしまいますね。
それくらい、いろんなところで使い古されていると言っていいほど、当たり前のことですし、
誰もが知っていることなのではないでしょうか?
逆に言えば、誰もが知っている、当たり前に近いからこそ、「ルール」として成立しているのだと思います。
では、なぜ伸びる企業の経営者と停滞する又は業績ダウンしてしまう経営者がいるのでしょうか?
それは、一重に、
・ルールの勉強不足
・ルールの理解度不足
・自身のこだわり
といった理由からです。
要は、ルールを正しく理解し、自分自身のこだわりをちょっと横において、
企業を運営していけば、実は誰もが業績を上げることが可能なのです。
企業の経営力というのは、「企業を運営する技術力」のことです。
つまり、技術ですから、誰もが身につけることが可能です。
技術力を身につけるためには、
・なりたい姿・ゴールをイメージし、
・ゴールまでの道筋をルール通りに引き、
・その道筋をたどる、つまり実行する。
・そして、反復。
です。
マラソン・ランニングでいえば、
まずは怪我をしないように、走り方のフォームを身につける、そしてゆっくりで良いから、ゴールまで走り切る。
そして、繰り返し反復して、走っていると、筋肉痛が起こる。
それでも、休まずに走っていると、筋肉痛が無くなっており、ゴールまでのスピードが速くなる。
そして、ゴールまでのスピードを上げる、又はゴールを遠くに設定していく。
ギターも同じです。
コードを覚え、コードを指で押さえながら、まだ曲には聞こえないかもしれないけど、弦をはじいて、演奏する。
数日たつと、指先が痛くなってきますが、耐えながら弾いてみる。
すると、指の皮が厚くなり、痛くなくなると同時に、スムーズに弾けるようになる。
マラソンやギター、他のスポーツや楽器等々に、「型」や「ルール」があるように、
経営においても、「型」と「ルール」が存在するのです。
マラソンやギターと同様、経営力、つまり企業を運営する技術力は、
一朝一夕では身につけることができません。
反復練習が必要なのです。
つまり、企業を伸ばせる経営者とそうでない経営者の違い、その2は「反復練習ができること」といえます。
続きは次回お伝えいたします。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
以上
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