お電話でのお問い合わせはこちらから
電話受付時間 9:45~17:30/土日除く
デジタルツールは、アナログ手法からの脱却で業務を縮小化でき、人材不足の中でも筋肉質な組織作りを支えてくれます。
船井総研 保険チーム 谷 光紀
皆さん、こんにちは。
船井総研保険チームの谷光紀です。
全4回で保険代理店における営業力UPに向けた施策についてお伝えしています。
Part2では「保険代理店として追うべき数値」について、
Part3では「Google フォームを用いたデータ収集→データの集計・分析の流れ」
についてお伝えしました。
今回は実際の導入に際するフローを整理してお伝えいたします。
まずはGoogle フォームを使用した「営業数値」の収集についてです。
まず営業一名一名の「Google アカウント」を発行し、メールアドレスを登録します。
Google フォームへの回答自体にはGoogle アカウントは必須でありませんが、
のちにスプレッドシートを使用した管理帳票へアクセスするためには
メールアドレスが必要となります。
続いて、Google フォーム上でのアンケート設計を行います。
自社が保険代理店として管理したい数値・項目について、選択式・記述式の
いずれかで設定していきます。
(アンケート設計の方法自体についての説明は既に世の中に多く出ているためこちらでは割愛いたします。)
この設計ができればもうほとんど設定面では完了したと言えるでしょう。
続いて、Google フォーム内より、回答結果をスプレッドシート状に出力し
回答結果を一覧で閲覧できる状態にします。
(Google フォーム内、「回答」タブから「回答をスプレッドシートに表示」という項目を選択します。)
そして、Google フォームの「送信」タブより、リンクを回答対象者に共有すれば
いつでもどこでも営業数値の報告ができる仕組みの完成です。
報告後の分析についてはスプレッドシート内での操作が多少必要になりますが、
基本的にはアンケートの各集計項目に「フィルタ」を掛けることで
たとえば営業担当別の面談数や契約数を始めとした数値の確認ができ、
また必要に応じてそれらのデータを自動でグラフにすることで
より直感的に把握できるよう可視化することも可能です。
設定の詳細は各社の従業員数や規模など様々な要因により異なるため
今回は基本となる大筋についてまとめてご説明してきました。
従来のアナログ手法からの脱却により業務の縮小化ができ、人材不足の中でも
筋肉質な組織作りを支えてくれるのがデジタルツールです。
保険代理店経営者の皆様には、いち早くデータドリブンな経営に馴染んでいただき
一層お客様に寄り添うための業務に注力して頂きたいと考えております。
今回までの内容について、
「○○についてもっと知りたい」
「自社ならではのカスタマイズを実装したい」
などといったご相談・お悩みなどがございましたら是非一度ご連絡を頂けますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上
【その他のおすすめコラムはこちら!】