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『業界の現状分析から業界の未来を生き抜く正しい戦略を描く』
~保険代理店・FP事務所 実践経営レポート~
船井総研 保険チーム 岩邊久幸
皆様、こんにちは。
船井総研岩邊です。
保険代理店各社様のコンサルティングへお伺いする中、少しずつ各社差はありますが、
既存の営業活動だけでなく、「マーケティング」を活用した見込み客創造に力が入ってきているように感じます。
カスタマージャーニーという言葉があります。
ペルソナの動き(行動・思考・感情)を時系列で見える化したもので、
直訳すると「顧客の旅」になります。
ペルソナの動きを見える化することで、顧客とのタッチポイントを洗い出し、
適切な場所・タイミングで適切な情報を伝えることができるようになります。
ちなみに、ペルソナとは、商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデルのことを言います。
各社、自社が今までの業界常識のやり方を前提にセールスするのではなく、
消費者が購買活動するうえで、どのような動きをしているのかを分析したうえで、
自社のマーケティング戦略を再定義し、営業活動を行うようになってきました。
この10年間で、ほけんの窓口様のような店舗型が出現したり、
業法や保険会社の意向の変化、そして同業ライバルの出現等で、
人材育成が苦手な訪問型代理店の生き残りが難しくなってきました。
そして、店舗を構えている企業も、中堅FCや地域代理店の直営店出店等で、
一時期と比較して、来店客数が減少し、採算の合わない店舗が増えてきています。
改めて、同業他社と差別化し、地域一番店になろうとしている企業様は、
業界常識に??マークを持ち、保険会社の指導・アドバイスや地元のライバル代理店の動向に敬意を持ちながらも、
改めて「消費者に選ばれる」会社・店づくりを志していただきたいと思います。
やはり、結果、つまり数字がすべてです。
数字が上がっていれば、お客様から支持されているということになりますし、
下がっていればお客様から支持されていないのでは??と思うことが正攻法のようです。
さて、そんな現場でのコンサルティングもしながら、
日本のビジネスシーンの流れを見ておくこともとても大事です。
そういった情報収集の中で、先日下記企業様の社長の講演を拝聴する機会に恵まれました。
・LIXIL
・ライザップ
・陣屋
・門埼
・Warrantee
といった企業の社長様です。
LIXILは、皆様ご存知の建材メーカーです。年商は1兆円を超え、
社員数は6万人を超える日本を代表する建材メーカーです。
そして、ライザップも皆様ご存知かと思います。あの耳に残る音楽とCMで有名な会社です。
そして、陣屋。創業100年、明治天皇も宿泊され、将棋の王座戦も300局以上されている超由緒正しい超高級旅館です。
門埼さんは、日本で初めて熟成肉を持ってきた企業様です。
そして、Warranteeさんは、インシュアテック分野で有名であり、
東洋経済等の有名ビジネス誌にも取り上げられる新進気鋭の保険業界におけるベンチャー企業様です。
彼らの講演を聞いていて、キーワードとなりうるのは、下記の通りです。
・高収益化
・高付加価値化のための効率化
・高付加価値化のための、効率化のための、デジタルシフト
・自社ドメインの再定義
です。
詳しくは、次週以降にお話しさせていただきます。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
以上
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