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『業界の現状分析から業界の未来を生き抜く正しい戦略を描く』
~保険代理店・FP事務所 実践経営レポート~
船井総研 保険チーム
本日は、M代理店の営業3名の方と経営相談。
売上1億円~3億円従業員15名~30名規模の代理店がそのうえのステージへいくためには、
ビジネスモデルと仕組みを整える必要がある。
その変革に際しては既存のお客様を手放すこともあるし、
従業員とのハレーションが起こることもある。
ただそれを恐れて中途半端な変革をおこなうのは最も危険である。
変革にはリスクがつきものであるし、成功には覚悟が必要である。
商圏を絞り込み、商圏内のシェアを確立するために、商圏外のお客様を手放すことになるかもしれない。
そのために一時的に売上が下がることがあるかもしれない。
新規部隊と更改部隊を明確に分けると、担当者が変わりお客様が離れてしまう可能性がある。
そうすると一時的に売上が下がるかもしれない。
ただ、それも投資である。
目先の売上にこだわっているといつまで立っても仕組みの整った組織体制を構築することはできない。
組織を拡大するためには若い人材が入りたいと思える企業にしなければならない。
若い人材が入社したときに稼げる仕組みが整っていなければならない。
若い人材が次々と入ってこない企業は必ず衰退する。
2020年までに組織体制が整えられずに、2020年になってからそれに気づいて作り上げていてはもう遅い。
目先の売上よりも、5年10年を考えた戦略を徹底しなければならない。
もちろんそれには経営者の覚悟が必要であり、従業員への指導力が必要である。
本当に永続する企業を望んでいる、後世に続く企業をつくりたい、と思われる経営者の方はその覚悟が必要である。
永続する企業を創るためには組織を拡大しなければならない。
組織を拡大するには若い人材が稼げる仕組みを整えなければならない。
若い人材が稼げる仕組みというのは存在するし、現に成功している企業もある。
それを考えることをあきらめては組織は絶対に拡大しないし、
仮にそのモデルが見えていてもそれを実行するだけの覚悟がなければ成功しない。
そして組織の拡大・変革においては、企業の「ミッション・ビジョン・バリュー」が重要である。
企業のミッションに人がついてくるようにしなければならない。
「ミッション・ビジョン・バリュー」に則った戦略を構築する。
それらにわくわく感を感じる人が集まる。
そうなると組織は強い。
「ミッション・ビジョン・バリュー」に賛同して集まった組織は、それを果たすための変革に対して従業員は必ず納得する。
「ミッション・ビジョン・バリュー」を確立し、
なおかつ組織の拡大に向けた戦略に本格的に投資できる覚悟を持った経営者のみが、
今後の業界で生き残り続けると私たちは考えている。
以上
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