皆様、こんにちは。
船井総研の岩邊です。
先日、社員数を120名を超えるとある地方代理店の社長の講演を拝聴する機会に恵まれました。
非常に勉強になりましたので、シェアさせていただきます。
◆今の時代
・競合増、他店より選ばれる店舗でないとやっていけない時代
・日本社アフターフォロー強化により、見直し需要が流れてこない時代
・WEB・リーズ台頭でお金をかけないと集客できない時代
⇒ リーズに頼りたくない(金がかかる・共同募集になる・・)が、無視できない状況。お客様が必ず通過している。
⇒ オリックス傘下になり、リーズが増えた
⇒ WEB強化は必須
・来店型ショップごとに提案力に差が出ている時代
・公的制度を含めた金融知識が求められる時代
◆保険業界のこれから
・世代間の価値観の違いが、「保険の在り方」を変える
・YouTubeの影響力は恐ろしい・・我々にとって円がてぃぶな情報が多い。「保険不要論」等、インターネット情報が氾濫
・20代世代の保険の価値観の多様化・・いずれ彼らが結婚し、社会・経済の中心となる10年後は保険の概念が変わる
・それに対して、保険会社の商品や販売方法の意識はどうか?
・個人事業主という概念からの脱却 ⇒ オリックスから、優秀な人間が来ており、問題がどんどん解決されていっている
・社員の管理教育の徹底:高齢化対策
・マーケット開拓:個人ではどうにもならない時代
◆専任サポートデスクの設置
⇒出口に力を入れることが、顧客満足度の高さに繋がる
・フリーダイヤルを設置し、給付金請求や事故対応・変更手続きに対応
・本社で全拠点分を一括で受ける
・お客様を電話で「待たせない」、「出れない」という状況を無くす
・年中無休9-20時
・保険ショップが3店舗できた時点で設置
・専属1名・バックオフィスもサポート
◆人財育成
⇒ 初期研修2か月・フォローアップ3か月後に復習
「誰がやっても同じコンサルティングになるように育成」
・人財育成は、2名の役員が専任で担当 ⇒ 遠方支店でも担当役員が訪問
・新入社員研修は2か月実施
・自社オリジナル育成テキスト:2か月の育成カリキュラム
⇒ 各社の良いとこどり
◆社長の想いの変化
・本当は、3店舗くらいでいばって経営していようと思っていた
・が、勝手に人が集まってきた・・(無理して集めてきたわけではない・・)
・大きくしていかないと、生き残りが難しい・・規模拡大を考え始めた
⇒1店舗出店初年度2000万円。資本がないとできない・・
改めて感じたのは、誰のために自社を経営するのか?というところ。
もちろん、最初は自分の為だったかと思いますが、それがいつか社員のため、地域のため、そして世のため・人のためへと、
経営の目的を進化させていけば、勝手に事業体も大きくなっていくということですね。
非常に勉強になりました。