皆様
いつもありがとうございます。
インシュアランス室リーダーの植田英嗣です。
競争戦略は「いかに違いをつくるか」が大切ですが、
違いにも違いがあります。
その因数分解がポジショニングと組織能力です。
ポジショニングは「何をやるか」、
組織能力は「何を持つか」です。
ポジショニングはターゲットの明確化が重要で、
他社がやっていないゾーンに展開したり、
総花的に展開しているものを絞ったりですね。
そうすることで他社との違いをつくることができます。
決めればすぐに始められますが、
トレードオフなので、「やらないことを決める」がとても大切です。
やらないことを決めて徹底的に「やらない」ようにしないと、
思ったように他社との差別化はできません。
組織能力は、いわば企業の組織的習慣、
オペレーションの仕組みなどですね。
これはすぐに作れるものではないです。
時間をかけて醸成されるもので、
他社がまねしにくいものです。
競争戦略ではどちらか一方だけでいいというわけではなく、
この2つの「違い」のバランスが大切です。
自社の競争戦略を考える際、
上記2つのカテゴリー分けをして考えてみると、
わかりやすく整理できますね。
いつもありがとうございます!
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
船井総研インシュアランス室リーダー 植田英嗣