こんにちは。
船井総研の岩邊です。
ちょっと異業種の話をします。
私は以前、広告業界・印刷業界のコンサルティングを社内で立ち上げ、約10年ほどやってきました。
その時からお付き合いさせていただいているクライアント様がまだ数社あります。
今はどっぷりと保険業界に浸かっているのですが、たまにあるこういった異業種のコンサルティングが保険業界のコンサルティングをするうえで、
非常に役立っています。
さて、ご多聞にもれず、広告業界・印刷業界も非常に苦戦しています。特に、紙を中心としてやってきた印刷業界は非常にしんどいです。
この業界も当たり前のように、デジタル分野が圧倒的にマーケットが伸びており、そこをやっていないと、縮小均衡せざるを得ない状況です。
とあるご支援先は、5年前から、デジタル分野の事業部を立ち上げ、印刷事業は減少・赤字ではありますが、この事業部が絶好調で、3年連続最高益です。
とあるご支援先は、TV関連がメインだったのですが、10年前くらいから、スマホゲームマーケットへ進出し、増収増益を続けています。上場も視野に入っております。
一方で、ずっと紙にこだわっている印刷会社様があります。年商も10年の間に、40%減。
要は、伸びてるマーケットへチャレンジし、投資をするということが非常に大事なのですが、それができる企業とできない企業で何が違うのか、ということです。
・社長の高齢化
・社長のビジョン・目標あいまい
・社員(組織)の高齢化
の3点が挙げられます。
弊社創業者の故舩井幸雄氏が、成功の三条件として、「素直・プラス発想・勉強好き」を言っています。
年齢を重ねることのメリットも当然あるかと思いますが、体力等も含め、やっぱり衰えの方が大きい。
体力等は衰えたとしても、マインドだけは常に、「素直・プラス発想・勉強好き」でいられるか。
非常に大事だなぁと感じます。