皆さま
おはようございます。
経営コンサルティングをしていると、
集客や営業の相談以上に、既存の組織の問題の相談を多く承ります。
採用戦略を含めて、露骨に人材難を感じます。
2018年と2019年でもかなり差を感じるくらいです。
こちらを読んでくださっている経営者様も、
従業員のことでいろいろと悩んでおられるのではないかなと思います。
企業様によってさまざまなお悩みがありますが、
従業員数20名未満の保険代理店組織の課題は、
結構シンプルに、下記にまとめられるかなと思います。
「その経営者一人で管理できる従業員数」=「マネジメントキャパシティ」の限界
あえて「その経営者」と書いたのは、
これは変数だからです。
もともと備わっている数も違えば、経験値によっても増加します。
なので、シンプルに言えば、
「自分はトップセールスだ」「営業はピカイチだけど教えるのはほんと苦手」
という自意識がある方は特に、
人の面倒を見てくれる右腕一人だけでも、早く見つける必要がありますね。
自分で管理しようとすると苦手分野だから大変です。
無理に管理しようとしない方がいい場合もあるかもしれません。
ただ「経営」を英訳すると「management(マネジメント)」であるように、
上記の「マネジメントキャパシティ」の向上を図ることが、
経営者力の向上、ひいては経営者業を生きるということなのかなと思います。
つまり、今皆様が抱えられている組織の課題は誰もが通る道なのです。
どこでぶち当たるのかは、
経営者にもともと備わっているマネジメントキャパシティの差でしかありません。
人を管理するというのはセールスやマーケティングとは、
想像以上に別の頭を使うものなのかもしれませんね。
マネジメントを人に委ねる=幹部の輩出・登用も、
経営者のマネジメントキャパシティによります。
今、具体的に悩まれている個々の組織の問題、人の問題は、
「誰もが通る道」「自身の勉強・成長」「階段を登っている」「次のステージに来ている」
と感じられるかどうかが大切かなと思います。
一度、自身の「マネジメントキャパシティ」を、
「数字」で考えてみてはいかがでしょうか?
現状を打破するきっかけになれますと幸いです。
それではまた!