皆さま
こんにちは。
今日は集客についてです。
1商談を獲得するのにいくら投資すべきなのか。
これを会社として把握しておくことはとても大切です。
商売の本質ですね。
保険代理店の場合は原価がないので見えにくいですが、
一般的なビジネスではどれも先行投資が基本です。
売上をあげるために、原価・販管費があります。
自社の1商談あたり投資可能額を簡易的に算出するためには、
まず「客単価」を出す必要があります。
客単価は、ポリシー数ではなく客数または世帯数(個人の場合)で見るとよいと思います。
客単価=手数料売上÷客数
自社の前期1年間の数字でもよいので算出してみましょう。
手数料においては、ボーナスを省いた金額で出すことをおすすめします。
生保個人で言えば、
年間算出で50,000円~100,000円の間に落ち着くかなと思います。
次にやることは、契約率の算出です。
これも前期1年間の数字をとってみましょう。
契約率=新規契約者数÷新規商談数
可能であれば、既契約者(クロスセルなど)からの追加の契約率を出せるとなおよいです。
上記2つの数字で、商談に投資できるおおよその金額は算出できます。
ここでは仮に、客単価を75,000円、契約率を50%に設定しましょう。
1商談あたり投資可能額=客単価×契約率
今回の場合は、37,500円になりますね。
1商談に37,500円までのお金は、投資してもペイするということです。
簡単に言うと、目の前にお客様が2人いるとして、
契約率が50%だから、1人は契約できる。
その1人から平均で75,000円もらえるので、
1人ずつに37,500円は払っても赤字にならないということです。
もちろん「投資」の中にはあらゆる経費が入りますので、
一概に広告費というわけではございません。
自社でこの数字を押さえておけると、
例えば年商10億円分の商談数を稼ぐためには、
どれくらい投資してもいいのかが見えてきます。
ぜひ皆さんも算出されてみてくださいね!
それではまた!