皆様
こんにちは!
いつもお読みいただいている方、
誠にありがとうございます。
4月となり、船井総研にも新入社員が入社しました。
私たち金融財務グループ、そして保険チームにも新入社員が配属しています。
僭越ながら保険代理店コンサルティングで、
新入社員向け研修を担当させていただきました。
また、この一週間は配属してくれた1年生に、
私のほとんどすべての仕事に同行していただきました。
理解が早く、とても感心しています。
そこで1つ。
かねてから私のお付き合い先の経営者様には申し上げておりますが、
従業員様の採用・育成・定着において、何より重要視していただきたいのが、
その方の「スタンス」です。
採用においては「素直さ」。
育成においては「働き方」。
上記がしっかりできれば定着は自ずとついてきます。
船井総研の新卒社員を見ていると、
個人差はもちろんありますが、
とても「素直」です。
ここでいう「素直」とは、
「受け入れる力」です。
「吸収力」とも言い換えられるかもしれません。
つまり、「スキル」を入れるための、
『箱』の『フィルター』ですね。
知識やスキルの向上を「細胞」の増大に例えれば、
「細胞壁」の「浸透圧」に近いものかもしれません。
要は、採用はスキルを吸収するための、フィルターの透明性で選ぶ必要があるし、
育成においては、そのフィルターを通して、
スキルを入れるための「吸収力」を始めに鍛える必要があるということですね。
船井総研の新入社員研修ではスキル面の研修がほとんどありません。
経営コンサルタントとして「いかにして働くか」。
スタンス面ばかりです。
そして、採用基準は今でこそ高学歴の方も中にはたくさんいますが、
基本学歴はあまり問いません。
私が入社したころもそうでした。
国公立出身の人間もいれば、あまり聞きなじみのない、
地方の私大出身の方もいます。
それは、船井総研が表面上の「力」よりも、
その人の「スタンス」を見ているからです。
私はそれが嬉しくて船井総研を選びました。
自分の学歴や学生時代の取り組みなんかよりも、
「中身」を評価してもらえている気がしたからです。
採用する側にとっても、
される側にとっても、
育成する側にとっても、
育成される側にとっても、
「スタンス」「マインド」がすべてだなとつくづく思います。
私も新入社員を見て、
益々「素直さ」に磨きをかける必要性を感じていますし、
ぜひ皆さんも従業員様に「スタンス」を伝え続けることをあきらめないでください。
本質は採用がすべてではありますが、
中小企業が「今」できることは、
育成領域で、それを伝え続けることです。
従業員様に「知識を詰め込む」ではなく、
「吸収力を養う」イメージで話をしてみてください!
それではまた!