皆様、こんにちは~
船井総研保険チームの岩邊です。
経営者になる経緯って様々かと思います。
お金が欲しい!!っていう方もいらっしゃれば、
事業を承継するということもあります。
お金が全てではないにしても、プライベートの充実だけでなく、社会への影響力を高めていくという意味でも、
必要であることに違いはありません。
経営コンサルタントをしているうえで、ある意味経営者や法人のお金の増やし方をお手伝いしているという意味合いが多少なりともあるのですが、どういう方法が最もお金を増やしやすいのかということを考えます。
そのときに、先輩コンサルタントのアドバイスで一つ強烈に心に残っていることがあります。
先輩コンサルタントに、ある日こんな質問をしました。
「10億円の会社を創ろうとしたとき、何をしたらよいですか?」というざっくりとした質問。
そのときの先輩の答えは、こうでした。
「毎月1億円使えるようにならないと、10億円は作れないよ」と。
要は地代や人件費等々固定費も含め、毎月1億円、年間で12億円使って、12憶5000万円なり、13億円なり作るという、
めちゃくちゃシンプルに教えてもらいました。
保険業であれば、営業利益20%も可能な商売。
つまり、12億円使って、15億円の売上を作って、3億円の利益が残るという感覚。
これ、めちゃくちゃシンプルなのですが、意外に難しい。
毎月1億円使えると考えたとき、何にお金を使いますか?ということ。
要はこれをイメージすることができるか、できないかが、経営者として、その規模感まで会社を拡大できるかできないかの一つの目安になります。
よく「お金に働いてもらう」という話がありますが、実はお金を増やす方法は、事業にお金を使うことが最も効果的です。
車や洋服や家や・・自分にお金を使っても、限界があります。
本日2年前に創業のお手伝いをした会社が相談に来られました。
おかげ様で売上もキャッシュも困らずに今来ているとのこと。
出ている利益を何に使えばよいのか?というご相談。
当然、新規事業開発に使うべき!と、具体的な新規事業のご提案を。
事業を拡大していく、そして自身のお金はもちろん、法人としてもお金を増やしていくって、
こういうことなんだと改めて実感した次第です。