皆様、こんにちは。
船井総研保険チームの岩邊です。
本日、都内のとある保険代理店の社長とお会いしていました。
磨けば、めちゃくちゃ伸びそうな代理店です。
とある業種だけで、1事業部できあがりそうな可能性を秘めています。
おそらくそこにグググッと踏み込んでいけば、その業界ではトップの代理店になれそうだなぁと勝手に可能性を感じています。
さて、タイトルの経営者としての時間と営業としての時間。
収保1億円未満の代理店の社長にお会いすると、
・組織化したい!
・バックオフィスを充実させないと!
・業績上げたい!
・未来のために投資しないと!
・「経営」しないと!
とおっしゃる方がとても多いです。
でも、実際のところ、それが実現できている企業様も非常に多いのではないでしょうか?
想いを持つということはとても大事ですし、その想いさえ持っていれば、
どれくらい時間がかかるか分かりませんが、外部環境の影響を受けなければ、
その想いは実現することと思います。
が、自分の中だけで商売をしている分には良いのですが、
行政や業界、競合、お客様、そして社員といった自分だけではどうもこうもコントロールできない要因がある中で、
自分の中だけで商売していくと、取り残されていく可能性が大きいでしょう。
要は、井の中の蛙といいますか、ゆでカエル状態になってしまいます。
とはいえ、じゃあ何をすればいいの?と所謂「経営者」の仕事が何をすればいいのか?が分からない人が多いのも事実だと思います。
実は、これはとても簡単です。
あんなことしたいなぁ、こんな組織になったらいいなぁ、こんな会社になったらいいなぁ、こんなシートで見れるようになるといいなぁと、理想があるかと思います。
その理想をカタチにしていくことこそが経営者の仕事です。
こういう理想をカタチにしていく仕事というのは、今までの仕事の内容とは、もしかしたら180度異なる仕事かもしれません。
そうなんです。
経営者になるということは、分かりやすい表現をすると、「ジョブチェンジ」をするということなんです。これは、社内でいえば、役割が変わるということになります。
そう考えたときに、営業をする時間と、経営者業をする時間を考える必要があります。
1か月間で見たときに、仮に160時間仕事をする時間があるとすると、80%つまり、130時間以上は経営者業を行っていただくようにするとよいと思います。
これはとても勇気のいることだと思います。
もしかしたら営業の方が最初は楽だと思われるかもしれません。
が、半年・1年と続けていただくと、気が付けば身体的にも、経営者業の方が楽しいですよ!