皆様、こんばんは!
今日は、船井総研のリクルート面談を担当しました。
まだ選考途中の学生と面談して、
船井総研の経営コンサルティングをより具体的にイメージしていただくことが目的です。
経営陣の日々の日報からも、
ここ数年、船井総研に新卒でエントリーしてくる学生のレベルがあがっていると伺っていましたが、
本当にそうだなと思いました。
ただ、私が話したいことは今日は採用や学生のレベルの話ではありません。
自分自身の原点回帰について。
学生と話しているとフラッシュバックします。
なぜ経営コンサルタントになりたかったのか。
なぜ船井総研を選んだのか。
学生のときの私は本当に何も社会のことを知りませんでした。
今でもリーダーの岩邊から言わせれば世間知らずの塊です。笑
学生の頃の私は明確に、「成長」を求めていました。
社会のことをもっと知りたかった。
ビジネスというものを知りたかった。
「無知」を「自覚」できていたのです。
そして船井総研で日々働いていく中で、
自身の成長を凌駕するような環境がたくさん準備されていました。
すると人間は不思議なもので、
「知っているつもり」になるのです。
だけど「自分はできている」と思った瞬間、
成長はストップします。
「成長」の定義と認識は人それぞれかもしれません。
参考までに『世界大百科事典』ではこう定義されています。
「一般には,生まれて育つ過程での,同化作用が異化作用を越えることにより生ずる形態や重量や数量などの大きさの増加をいい,
発育とほぼ同義のことばとして使われる。」
形態や重量や数量などの大きさの増加。
私はそれを問題解決能力、知見に置いています。
船井総研に入りたかった自分は、
経営やビジネス、社会を知りたくてたまらなかった。
それに加えて、
触れ合う人たちから信頼される「答え」を知りたかった。
自身の存在が困っている誰かの悩みを解決する存在でありたかったのです。
そんなことを学生と話していて考えていました。
そして、入社1年目で感じた船井総研でしか得られない「やりがい」が、
入社前の何倍も大きかったことを今でも覚えているし、今でも感じています。
大切な気持ちです。
さて、とても遠回りしました。
私が経営者である皆様に伝えたかったことは、
「なぜ独立したのか」です。
明確に、明確に、その問いに答えがあったはずです。
継承した場合でも、それにyesとした答えが明確にあるはずなのです。
日々、緊急で重要な仕事に追われる皆様にとって、
普段なかなか思い返さない問いかもしれません。
なぜ自分は経営者業を選んだのか。
何かを望み、叶えたくて、その道を選んだはずです。
それが企業理念なのか、個人的な夢なのか、
私にはわかりません。
しかし、企業体をかまえている以上、
明確な理由があるはず。
その理由を常にイメージして、
それを叶えるための行動に絞り、時間を使うことができれば、
真っすぐに進んでいくのだと思います。
それは経営者だけでなく、
経営コンサルタントを選んだ私も同様であり、
自身の成長が顧客、ひいては業界や消費者の成長につながることを、
忘れないようにしたいです。
原点回帰。
なぜあなたは今の道を選んだのか。
選んだ当時の自分に正々堂々と向き合えるよう、
あらためて道を確かめてみてはいかがでしょうか。