こんにちは。
船井総研の岩邊です。
昨日は、山形の保険代理店のコンサルティングでした。
10月下旬の東北・北陸・北海道は、もう肌寒いですね。
汗かきな私にとっては、ネクタイ締めて、ジャケット着て、少しひんやりくらいがちょうど心地よく感じます。
さて、東北・北陸・北海道は、11月下旬から2月いっぱいは、雪が降り、移動が困難になります。
よって、数字が落ちがちです。
でも、現地の企業はだからといって、倒産することはありません。
なぜなら、慣れているからです。毎年そうだからです。
逆に、この雪の季節だからこそ、この時期限定のビジネスも発生します。
例えば、「除雪作業」というビジネスです。
でも、こんな街に沖縄出身の企業が進出したら、最初は苦労するかもしれません。
さて、今日お伝えしたいことは、外部環境なんて自社の業績にほとんど関係ない!っていう話。
しばしば「景気が悪いから・・・」とか、「取引先の〇〇さんの業績が悪くて・・・」とか言いながら、自社の業績の悪さをさも外部環境が理由かのように
おっしゃる方がいらっしゃいます。
本当にそうなのでしょうか??
例えば、リーマンショックがあった、2008年9月以降、世の中軒並み業績ダウンしたようですが、当時私が担当していた広告業界・印刷業界の指導先は、
業績が下がる企業は、1社もありませんでした。悪くて横ばいです。めちゃくちゃGDPに左右される業種ですが、おかげ様でなんとか横ばい以上にはなっていました。
それはなぜでしょうか。
正直申し上げて、中小・零細企業が景気の影響を受けることはほとんどありません。逆に、影響を与えることもほとんどありません。
考えてみてください。
もしあなたの会社が、2倍になったとします。それで、国内はもとより、県内のGDPが1ポイントでも上がるでしょうか?逆もしかりです。
さも、自社の業績が不調なとき、自分が理由だと思いたくなく、どこかなんともいえない外のせいにしたくなっているというのが、本当のところではないでしょうか。
それって、意味ありますか?という話です。
外部環境も大方予測すること可能です。
消費税が上がって、各業種どうなるのか?これも、過去3回も消費増税されているわけですから、その前後はたいてい予測つきますね。
外部環境に影響されることがあるとしたら、どうなるか予測して、対策を取ればよい!とてもシンプルです!
全ての要因は「内」にあります。
良いことも、悪いことも、全ては「内」にあります。
外部環境なんて、関係ない!
東北地方で、黙々と業績を上げられている保険代理店さんと打ち合わせしていて感じた次第です。