昨日は、外資系保険会社様の代理店向け動画セミナー講師として、登壇したのち、その後は国内インシュアテック注目ベンチャーの社長と打ち合わせでした。
いろんな意味で、上下左右に大ブレする情報に触れることができ、とてもエキサイティングな1日でした。
独立して、5年未満の代理店向けの講和。モデル代理店が講演し、そのまとめを話すというもの。
多くは、社員数3名以下。
独立してすぐに、社長がどの規模を目指すかがとても大事ですね。つまり、スタート大事です。
まずは、自分がご飯を食べれるように・・と、必要最低限の人員で、社長ご自身も営業して・・となると、なかなか次のステップに浮上しにくいようです。
要は自分が営業をすること・・というこだわりをいかに早く捨てることができるか。それが大事ですね。
一方で、オンデマンド保険。
やはり、客単価は月2000~3000円のようです。
このベンチャー企業のサービスは、7つの質問に答えてもらったら、おススメの保険と月々の金額を提示するというもの。
そして、その内容で納得すれば、そのまま保険契約できるというサービスです。
私が興味深いのは、この7つの質問に、年収を聞く筆問がないということ。
逆に言えば、年収等をわざわざ聞かなくても、保険契約をすることができるということ。
現在、保険営業の切り口としては、
・保障額からのアプローチ
・必要保険からのアプローチ
の2種類があります。
必要保険からのアプローチであれば、わざわざ現在の年収等を聞く必要がなく、小難しい営業をすることは必ずしも必要ではないということになります。
こういった事象を見たときに、改めて自らの保険代理店としてのポジションをどこに置くべきかを考える必要があります。
FPコンサル営業を目指すのであれば、本を出版するくらいレベル高いところを目指し、超高単価な契約を狙いに行く。
逆に、そのレベルまで持っていけないのであれば、小難しい営業はしないと割り切る!
どちらにしても、中途半端なポジショニングが本当によくないなぁと。
そして、新しいサービスが出てくることで、お客様も使い分けをするようになっています。
改めて、自社がどちらに触れるのか。
又は、間の隙間業態を狙いに行くのか。
決断のしどころです。