皆様
こんにちは。
感度の高い保険代理店経営者様は、
世の中のデジタル化の波に適応しようと、
色々と情報収集されていることかと思います。
しかし、実際どこから手を付けていいかわからない。
たくさん似たようなデジタルツールがあるなかで、
どれを使ったらいいのかわからない。
導入を考えてはいるが、
お金もかかるし、時間もかかる、
全然進まない。
など、実際に会社に導入しようとすると、
案外大変なものです。
導入した後も、従業員が使いこなすまで、
結構時間と手間がかかりますね。
それには答えがあって、
まずどこから手を付けたらいいか。
これを考えるのに大切なことは、
デジタル化はあくまでも「手段」であって、
「目的」ではないということ。
目的はあくまで、多くの場合「効率化」でしょう。
今まで2時間かかっていたことを30分で、
二人必要だったことを誰も必要としないだったり。
ゆえに最もデジタル化によって成果をもたらそうと思えば、
まず始めにすべきことは、
自社において一番「非効率」な業務は何かを発見することです。
発見するためには自社の業務の棚卸が必要です。
従業員がやっている業務、自分がやっている業務、
一度書き出してみましょう。
その工数を算出してみましょう。
一番非効率なものからまずデジタル化していくことが大切です。
多くの場合、「紙」ですね。
経営コンサルタントとして船井総研で働く私は、
ここ1年主要業務において「印刷」をした記憶がありません。
保険代理店も物を売る商売ではないので、
その気になればほとんど紙は必要ないはずです。
次に、似たようなツールの中で何を使うべきか。
これは一番シェアの高いものを使いましょう。
その分野において一番成功している企業のものを使いましょう。
結局それが一番セキュリティも高いし、
操作性も高いです。
安さを求めてシェアの低いものを使用すると、
あとで痛い目にあったりもします。
そのサービス自体が終了してしまったりですね。
最後に、どうすればきちんと自社で使いこなせるようになるか。
この答えは、規模によっては社長が率先して使っていくことももちろん重要ですが、
手っ取り早いのは「デジタル化推進担当者」を専任で置くことです。
規模によっては「デジタル化推進室」で構成してもいいです。
責任をもって進める部隊・人をつくることが重要です。
そして定期的な会議で進捗と報告してもらって、
PDCAをすばやく回していくことが大切です。
重要なのは、
①何をデジタル化するかを決めること
②一番シェアの高いツールを使うこと
③専任を置くこと
です。
それではまた!