皆様
こんにちは!
船井総研の植田英嗣です。
手数料売上で1億円にいくまでの保険代理店で大切なのは、
経営者の手を空けることです。
営業はもちろんですし、
今まではあらゆる業務の確認や遂行を経営者が行ってしまっていたのを、
どんどん従業員に委譲していかないといけません。
これができないケースで多いのが、
「まだ任せられる従業員がいない」です。
でもこれ任せないと始まりません。
従業員のレベルを組織のレベルで決まります。
組織が大きくなればそれに応じて人材の下限品質もあがります。
つまり、まずは今やってしまっている仕事を、
極力従業員にやらせていくのが先なのです。
例えば営業でいえば、従業員に任せることで、
受注率は落ちるかもしれません。
でもそれでいいのです。
いっとき経営者が営業をやめることで受注件数や売上は落ちるかもしれません。
ただ、その空いた時間で、
より会社の規模を大きくしたり、
お客さんを集めることに時間をさけたり、
事務や営業の仕組みづくりに時間が回せるようになるのです。
緊急度は低くても重要な仕事に手を回すことは、
将来の売上を作る仕事です。
経営者は将来の会社の売上をつくりにいく仕事をしなければなりません。
まずはやらせてみましょう。
品質は下がっても、徐々にあがってきます。
そして従業員の立場になっても、
社長がやっていた仕事をさせてもらえることは、
やりがいのあることです。
自分のステップアップになると感じられます。
まずは任せてみましょう。
どんなに小さい業務でも、委譲していきましょう。
景色が一段とよく見えるようになると思います。
それではまた!