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コンサルタントブログ

2019年03月09日

保険代理店トップ営業とマネージャーの評価制度

皆様

 

こんにちは!

 

 

最近、経営相談をしていると評価賃金制度のご相談がとても多いです。

 

世の中の流れで、きちっとした会社づくりをしておかないと、
今後太刀打ちできないなという経営者の思いからだと思います。

 

とてもいい傾向ですね。

 

 

保険代理店は他業界と比べても特に「人」が資産なので、
その評価賃金はとても大切です。

労働分配率に頭を悩まされる方も多いと思います。

 

 

今日お話しするのは本の一部ですが、
考え方としてとても重要なことです。

 

 

会社を組織化しようと思えば、
マネージャーをつくる必要があります。

 

経営者だけが見切るには規模の限界があります。

 

 

ゆえにメンバーの面倒を見る、
予算に責任を持つマネージャーを育てる必要があります。

 

もちろん他業界のマネージャーを連れてくるのも一つの手です。

 

 

あくまで自社でマネージャーを育てる場合、
評価・給与の設計が重要になってきます。

 

保険営業として個人で稼げている人は、
そこを突き進んだ方が給料が高くなりそうですよね?

 

そうなると、マネージャーとして人を育てる仕事をする意味がないと感じられます。

 

 

船井総研では、ある一定の水準までいくと、
2つの道が用意されています。

 

保険代理店に置き換えれば、トップセールスへの道と、
マネージャーへの道という感じです。

 

 

ここで重要なのが、どちらがより会社の方向性に貢献しているかです。

 

組織化を望んでいる代理店にとっては、
一人でものすごい数字をあげてくれる人間より、
たくさん人を育ててくれる人間の方が重宝したいところです。

 

 

ゆえに、トップセールスの道に進むより、
マネージャーに進む人間を評価すべきなのです。

 

答えは簡単で、
マネージャーに進んだ方が給与が高くなるように設定します。

 

固定給の割合をあげて、インセンティブの割合を下げます。

 

トータルでトップセールスよりも給与が高くなるように設定します。

 

役割は、まとめるチーム・グループなどの予算達成ですね。

そのためには人の育成・定着への取り組みが自ずと必要になります。

 

 

ポイントが、「ある一定の水準にいったら」です。

 

 

2つの道を用意して、その分岐点の個人実績を決めておく。

 

保険代理店に必要なのは会社のビジョンと、
従業員のキャリアステップです。

 

会社がわくわくする方向性に進んでいて、
従業員個人としても来年再来年の自分の姿がわかる。

 

そうなりたいと心から思う。

 

 

給与だけではないところで、
自分のキャリアが描けると、
営業利益率の高い保険代理店になりますね。

 

 

それではまた!

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