こんにちは~
船井総研保険チームの岩邊です。
先日、土曜日は、ファイナンシャルジャパン社の小坂社長をお迎えして、
保険代理店で年商10億円達成セミナーを開催させていいただきました。
3連休の中日にも関わらず、北は仙台、南は沖縄から経営者・役員の皆様にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
さてさて、企業はトップで99.9%決まるという話がありますが、本当にそうですね。
要は、トップがどんな役割を担うかという話です。
飲み話では、よく社長には誰でもなれる!なんていう話はよくあります。
つまり、今すぐ会社を辞めて、登記すればよいだけ!なんて、話しなのですが、確かに社長にはだれでもなれるのでしょう。
しかし、本当の経営者になれる方は少ないのかもしれません。
つまり、肩書だけの社長と、本当の意味での社長は違うという話です。
会社を伸ばそうと思うと、それだけの会社の器が必要になります。
それは、いわば経営者の器とイコールです。
では、経営者の器とは何か。
それは、何人の社員を抱えることができるのか・・ということに他なりません。
例えば、10億円の保険代理店を作ろうと思うと、100人の社員が必要になります。
100人の社員を抱えるだけの器になれるかどうか?!がとても大事ということです。
この器は、訓練で何とかなると思います。
どう訓練するかというと、営業のトレーニングとは違います。
経営者のトレーニングが必要なんです。
独立して、肩書は社長になっても、役割そのものは社長ではないケースがほとんどだと思います。
まずは、今までの延長上の「営業」という役割で、会社の数字のほとんどを社長が取ってくるなんて会社は多いと思います。
そして、社員を数人採用し、肩書は社長ですが、世に言う「部長」又は「課長」的な役割になります。
このタイミングが大きなポイントで、本来役割が変わらないといけないタイミングで、何をしてよいのか分からず、
今まで通り営業の延長上を担っていることが多いのです。
私なりに、役割は以下のように考えています。
・営業:数字を作ってくる人
・マネージャー;数字を作る仕組みを作る人(商品・提案パターン・集客・営業トーク)
・経営者:マネージャーを育成し、作る人
要は、年商10億円の会社を作ろうと思うと、100人の社員が必要であり、そのためには10-15人のマネージャーを作る必要があります。
今、あなたがしている仕事の最も多くの時間をマネージャー作りに費やしているかどうか。
それが、あなたの会社が伸びるかどうかのとても大事なポイントです。
ファイナンシャルジャパンの小坂社長は、創業1年目から「俺は、営業を辞める!」と社内で宣言し、1年目から一気に8名を採用したとのこと。
この経営者であるあなたの役割の変化こそが、企業成長のために最も重要なことなんです。実は。