お電話でのお問い合わせはこちらから
電話受付時間 9:45~17:30/土日除く
『業界の現状分析から業界の未来を生き抜く正しい戦略を描く』
~保険代理店・FP事務所 実践経営レポート~
船井総研 保険チーム 植田英嗣
本日は、T代理店様にてご支援。
現在、言わずもがな業界を問わず人材不足の時代である。
保険代理店も同様だ。
ただ、採用しなければ新しいことをしようにも、
組織を拡大しようにも始まらない。
今回はT代理店様にて私がおこなった採用戦略の一端をお話する。
結果は表題の通り、「採用サイト公開5日間で6名の応募」を獲得した。
その秘訣のすべてをお話することはできないが、
応募者を増大させるための3つのポイントを明記しようと思う。
①採用媒体の選定
②職種ワードの選定
③掲載写真の品質
①採用媒体の選定
船井総研と関わりのある経営者様であればご存知であろう、
「indeed」だ。
indeedはダイレクトリクルーティングと言い、
エージェントを介さず直接応募者を募る採用手法だ。
エージェントを介さないからコストを激減できる。
実際、今回のT様の事例では、応募者一人あたりにかけた費用(CPA)は、
1500円程度だ。
詳しくは割愛するが、採用媒体はWEB、ダイレクトリクルーティング、
コストも激減できる「indeed」を活用するのがおすすめだ。
②職種ワードの選定
indeedで採用サイトを出す場合だけでなく、
職種のワードの選定は非常に重要だ。
どのようにすれば自社の採用ページに多くの人を流入させられるかを、
まず第一に考えなければならない。
そのためには、採用における検索ページにて自社がひっかからないといけない。
採用したい人材の像を明確に分析して、
その人々がどのようなワードで検索するかを考えなければいけない。
まさにマーケティングだ。
採用はマネジメント領域ではなく、圧倒的なマーケティング領域である。
採用したい人材の像をペルソナ分析で明確にし、
その人材が検索しているワードを数値で把握する。
自ずと流入を最大化させる職種ワードは決まってくるだろう。
③掲載写真の品質
これは最も重要といっても過言ではない。
②で自社の採用ページに多くの人を呼び寄せても、
「応募したい」と思わせられなければ全く意味がない。
求職者が「応募したい」と思えるかどうかは、
給料などの定量的な要素ももちろん重要だが、
最も重要なのは「見た目」である。
「かっこいい」「かわいい」「ここで働きたい」
給料がいくら高くても、ダサい場所でおもしろくなさそうな人と、
誰も働きたくないだろう。
求職者がそれを見極めるのは「写真」でしかない。
一眼レフを使用して、精いっぱい写真のお化粧をする。
フリー素材など持ってのほかNGである。
自社を最もよく見せられる写真をこだわりぬいて撮影する。
これが最も重要だ。
①でイマ時流の媒体を使用してなおかつコストを激減させ、
②で自社の採用ページに人を流入させ、
③で応募まで持っていく。
ぜひ今一度、自社の採用戦略を見直していただきたいと思う。
以上
【『マーケティング』に関するおすすめコラムはこちら!】